Markdownの記法をまとめています。
段落と改行
空白行を開けると段落わけされ、文末に半角空白を二つつけると改行される(段落内の場合、これをしないと改行されない)
入力(コピペ等して、空白を確認してみてください)
一段落目
あいうえおかきくけこさしすせそ
なにぬねのたちつてとはひふへほ
まみむめもやゆよらりるれろ
二段落目
いろはにほへとちりぬるを
わかよたれそつねならむ
出力
一段落目
あいうえおかきくけこさしすせそ
なにぬねのたちつてとはひふへほ
まみむめもやゆよらりるれろ
二段落目
いろはにほへとちりぬるを
わかよたれそつねならむ
見出し
h1からh6まで
また、段落の最後に—を入れるとh2の見出しになる
入力
# h1
普通の文章
## h2
### h3
#### h4
##### h5
###### h6
h2の見出し
複数行
---
出力
h1
普通の文章
h2
h3
h4
h5
h6
h2の見出し
複数行
太字・斜体・訂正線
*(アスタリスク)や_(アンダーバー)で囲むことで太字や斜体を表記
一つで斜体、ふたつで太字、三つで太字かつ斜体
~二つで囲むと訂正線
太字・斜体と訂正は同時に用いることができて、順番は関係しない。
入力
*斜体*
**太字**
***太字かつ斜体***
~~訂正線~~
***~~太字かつ斜体かつ訂正線~~***
**~~*順番は任意*~~**
出力
斜体
太字
太字かつ斜体
訂正線
太字かつ斜体かつ訂正線
順番は任意
リスト
-や*で箇条書きリスト
1.で番号付きリスト
箇条書きリストは[ ]や[x]でチェックボックスがついてくる。
アタマに空白を開けると入れ子式にできる。
リストそれ自体が段落として扱われる(別記号のものは別段落)
太字・斜体・訂正線と組み合わせ可能
入力
- 箇条書き1.1
- 箇条書き1.2
* 箇条書き2.1(記号を変えると別のリストとして表記される)
* 箇条書き2.1.1
* 箇条書き2.1.2
* 箇条書き2.2
1. 番号付き1
1. **番号付き2太字**
2. 番号付き3
1. 番号付き3.3
- [ ] チェックボックス1
- [x] チェックボックス2
- [ ] チェックボックス2.2
出力
- 箇条書き1.1
- 箇条書き1.2
- 箇条書き2.1(記号を変えると別のリストとして表記される)
- 箇条書き2.1.1
- 箇条書き2.1.2
- 箇条書き2.2
- 番号付き1
- 番号付き2太字
- 番号付き3
- 番号付き3.3
- [ ] チェックボックス1
- [x] チェックボックス2
- [ ] チェックボックス2.2
引用
>で引用。入れ子状態にもできる。
引用はランクに分けて段落とされる(同ランク内は改行が必要で、ランクが変わると、段落が変わり改行が必要とされない)。
他の段落を始めないと引用が終わらない。
入力
普通の文
> 引用文1
> 引用文2
> 引用文2-2
> - 引用箇条書き
>> 引用文3
>>> 引用文4
引用文5
引用文6
普通の文
>引用文2-1
引用文2-2
- 引用中断箇条書き
出力
普通の文
引用文1
引用文2 引用文2-2
- 引用箇条書き
引用文3
引用文4 引用文5
引用文6
普通の文
引用文2-1
引用文2-2
- 引用中断箇条書き
コード
コードブロックとインラインコード
文中で`(バッククォート)で囲んだ部分がインラインコードになる。
“`で囲んだ複数行がコードブロックになる。(“`で一行使うこと)
コード内はコマンドが適用されない。(改行を含む)
コードブロックは段落が変更される。
入力例にコードブロックを使っているので実際の入力と若干の差異あり。
入力 ({}を省く)
普通の文`インラインコード`普通の文
```{}
コードブロック(空白→)
空白行もそのまま適用
> コード文
* コード文
```{}
普通の文
出力
普通の文インラインコード
普通の文
コードブロック(空白→)
空白行もそのまま適用
> コード文
* コード文
普通の文
HTMLコマンド
HTMLコマンドも使える。MDコマンドと組み合わせて使える。
入力
改行からの空白行→<br><br>
<font color="green">緑色の文字</font>
> <font color="green">*緑色の斜体文字*(引用)</font>
出力例は省略
リンク
外部リンクと内部リンクが存在する.
いずれも[文言](リンク)で入力
これは段落ではない
入力
普通の文[外部リンク(google)](https://www.google.com)
普通の文[内部リンク(見出し)](#見出し)普通の文
出力
普通の文外部リンク(google)
普通の文内部リンク(見出し)普通の文
数式
Texコマンドを使って数式が書ける。$を用いる
$ひとつでインライン、ふたつでディスプレイになる。
ディスプレイは段落として扱われる
数式内ではtexのコマンドしか通用しない
入力
$\tan 1^\circ$は有理数か。[2006 京都大学 後期]
$x^{x^x}$ヲ微分セヨ。[昭和十年 東京帝國大学 農学部]
$$\sum_{n=1}^\infty a_nx^n\\
E=
\begin{pmatrix}
1 & & & & \\
& 1 & & \Huge{0} & \\
& & \ddots & & \\
& \Huge{0} & & 1 & \\
& & & & 1
\end{pmatrix}
$$
出力例は省略
水平線
*を三つ連ねると水平線
—でもできるが、1段落使わないと見出しになる。
入力
普通の文字
***
見出し
---
普通の文字
---
出力
普通の文字
見出し
普通の文字
表(テーブル)
AAのように表を描く
入力
|A|\:の位置で<br>文字詰めが変わる|C|D|
|:----|:----:|----:|----|
|左寄せ|中央寄せ|右寄せ|無記入は<br>左寄せ|
|TD|\<br>で<br>改行|欠けてても<br>空白で補完→|
| 前後の空白は無視 |TD|TD|TD|
出力例は省略
Marcdown記法まとめは以上です。